プリウス 40 万 キロ以上乗り続ける事ができるメンテナンスのタイミングと注意点！
長く愛用したいプリウス。でも、40万キロを超えても安心して乗り続けるためにはどのようなメンテナンスが必要なのでしょうか？ハイブリッドバッテリーの点検やEGRバルブの清掃、足廻りの異音対策など、重要なポイントを解説します。プリウスの長寿命につながるメンテナンスのポイントを知って、安心して快適なドライブを楽しみましょう！
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プリウス 40 万 キロ乗るためのメンテナンスとタイミング
プリウスを40万キロ以上乗り続けるためには、適切なメンテナンスが非常に重要です。以下に、上記のメンテナンス項目をより詳しく解説します。
ハイブリッドバッテリーのチェック
プリウスのハイブリッドバッテリーは、複数のモジュールで構成されています。各モジュールには複数のセルがあり、それぞれが充電状態を保っています。定期的なチェックによって、各セルの充電状態や劣化具合を確認し、必要に応じて交換することができます。
ハイブリッドバッテリーは、温度や湿度などの環境条件や、走行距離、使用状況などによって寿命が異なります。通常は10年程度の寿命がありますが、長距離走行や過酷な使用環境では、寿命が短くなることがあります。定期的な点検によって、バッテリーの状態を確認し、必要に応じて交換することが重要です。
EGRバルブの清掃
EGRバルブは、エンジンから排出される窒素酸化物を減少させるために使用されるパーツです。バルブに汚れがたまると、動作不良を引き起こすことがあります。特に、高速道路や高速走行をする場合、バルブに付着する汚れが多くなるため、約30万kmごとに清掃することが推奨されています。
足廻りの異音対策
プリウスの足廻りには、サスペンションやブッシュ、ベアリングなどのパーツがあります。これらのパーツは、走行距離が40万kmを超えると、摩耗や磨耗が生じることがあります。定期的な点検や交換によって、異音の発生を防止し、運転安全性を確保することが重要です。
ブレーキのリフレッシュ
プリウスのブレーキは、回生ブレーキと摩擦ブレーキの両方があります。回生ブレーキは、エネルギーを回収するためのブレーキであり、摩擦ブレーキは、通常のブレーキと同じく車速を減速するために使用されます。回生ブレーキは、減速時にエネルギーを回収することができるため、通常のブレーキよりも磨耗が少ない傾向があります。しかし、ブレーキの使用状況や環境条件によっては、ブレーキパッドやローターが摩耗することがあります。
ブレーキのリフレッシュには、ブレーキパッドやローターの交換、ブレーキフルードの交換、ブレーキキャリパーの清掃、ブレーキシステムの点検などが含まれます。特に、ブレーキフルードは、吸湿性があるため、交換を怠ると水分が混じり、ブレーキの性能低下や腐食などを引き起こすことがあります。定期的なブレーキのリフレッシュによって、ブレーキ性能を維持し、運転安全性を確保することが重要です。
エンジンオイルの交換
エンジンオイルは、エンジン内部の摩擦を減らし、エンジンをスムーズに回転させるために不可欠な役割を果たしています。しかし、オイル中には燃料や水分、金属粉などが混じることがあり、エンジンの摩耗を加速させる原因になります。定期的なオイル交換によって、エンジン内部の汚れを除去し、エンジンの寿命を延ばすことができます。
プリウスのエンジンオイルの交換は、通常、10,000kmまたは6ヶ月ごとに行うことが推奨されています。ただし、過酷な使用環境や長距離走行をする場合は、より短い間隔での交換が必要になる場合があります。エンジンオイルの交換は、プリウスを長期間乗り続けるために欠かせないメンテナンス項目の一つです。
タイヤの点検
タイヤは、車両を支える最も重要なパーツの一つです。定期的な点検によって、空気圧や溝の深さ、偏摩耗などを確認し、必要に応じて交換することが重要です。また、タイヤのバランス調整やアライメント調整も、定期的に行うことで、車両の安定性や燃費性能を維持することができます。
タイミングベルトの交換
プリウスのエンジンには、タイミングベルトが使用されています。タイミングベルトは、エンジン内部のカムシャフトやクランクシャフトなどの部品を正確に動かすために使用されます。タイミングベルトは定期的に交換することが重要であり、約10万kmから12万km程度での交換が推奨されています。タイミングベルトが切れると、エンジン内部の部品同士がぶつかり合い、大きな損傷を引き起こすことがあります。
エアコンフィルターの交換
プリウスのエアコンフィルターは、エアコンを使用する際に、外気から取り込んだ空気をきれいにするために使用されます。定期的な交換によって、空気の質を保ち、エアコンの性能を維持することができます。交換のタイミングは、使用状況や環境条件によって異なりますが、通常は1年から2年程度での交換が推奨されています。
以上が、プリウスを40万キロ以上乗り続けるために重要なメンテナンス項目です。定期的な点検や交換を行い、車両の状態を常に確認しておくことが、快適で安全なカーライフを送るために不可欠です。
プリウス 40 万 キロ以上乗る場合の注意点
プリウスは燃費性能が高く、長く乗ることで、乗り換えに価格費用を節約できるため経済的ですが、プリウスを40万キロ乗る場合には、ハイブリットシステムを支える駆動用バッテリーの交換が必要になります。
プリウスの駆動用バッテリーの本体価格は13万円程度であり、交換作業のためには工賃として5万円前後が必要です。そのため、駆動用バッテリーの交換には総費用として17万円~18万円程度が必要です。
プリウスの駆動用バッテリーの寿命は10年以上とされていますが、実際には走行距離15万キロほどでハイブリッドシステムチェックの警告が表示され駆動用バッテリーが劣化している原因と考えられます。
そのため、プリウスで走行距離40万キロ走行するためには2～３回ほど駆動用バッテリーの交換が必要になり費用としては36万円～54万円程で高額です。
このことを考えるとプリウス40万キロ以上走行するまで乗るよりも駆動用バッテリーの交換時期がきたら、新しい車に乗り換えるほうが安全性も高く経済的だと考えられます。
正確な費用については修理を受ける店舗に直接問い合わせることをおすすめします。また、定期的な点検やメンテナンスによって、バッテリーの寿命を延ばすことができるため、交換をする前に点検を受けることも重要です。
そして、乗り換えるときにはなるべく高く売れるように複数の買取店に査定を依頼して比較することも大切です。
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