教習所のカリキュラムを終えるうえで避けて通れない「卒業検定」。これに合格しなければ、どれだけ学科や技能教習を積んでも運転免許センターへは進めません。
本記事では、「教習所 卒業 検定」というテーマで、初めて受験する方にもわかりやすく、検定の流れや減点基準、落ちたときの対応まで詳しく解説します。試験前の不安をなくし、自信を持って検定に挑めるようにサポートします。
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目次
教習所の卒業検定とは?試験の目的と合格後の流れ
自動車教習所を卒業するには、「卒業検定」という関門をクリアしなければなりません。これは、これまで学んできた運転技能と安全意識が、実際の道路交通において通用するレベルに達しているかを判定する重要な試験です。技能教習や学科教習を順調に終えても、この卒業検定に合格しなければ免許センターでの学科試験(いわゆる「本免」)を受けることはできません。
この記事では、卒業検定の概要と試験の目的、さらに合格後の流れまで、初めて免許を取得する方にもわかりやすく解説します。
卒業検定とは「最終チェック」の技能試験
教習所の卒業検定とは、自動車学校での全課程を修了した後に行われる実技(技能)試験です。試験内容は教習所の構内コースと実際の道路(路上)を走行しながら、運転技能と交通ルールの順守ができているかを確認されます。
この検定は学科試験ではなく、運転技術そのものが問われる実地試験であり、助手席に乗った試験官が減点方式で採点を行います。持ち点100点から、違反行為や不適切な操作に応じて減点されていき、70点以上残っていれば合格となります。
なお、卒業検定はあくまで「教習所の卒業に必要な試験」であり、合格=免許取得ではありません。あくまで次に控える「学科試験」の受験資格を得るためのものです。
試験の目的|なぜ卒業検定が必要なのか?
卒業検定の目的は、ただ単に「運転できるか」を確認するだけではありません。大きく3つの目的があります。
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安全運転ができるかの確認
→ 危険を予測し、落ち着いて対応できる力があるかを審査 -
基本的な交通ルールを守れているか
→ 交差点での優先・合図・一時停止など、法令遵守の確認 -
実社会で通用する運転マナーが身についているか
→ 他者への配慮を持った運転ができるかどうかも重要
つまり卒業検定は「公道を走る運転者として最低限必要な資質」を身に付けているかの最終確認です。検定を通じて、他者に危害を加えない運転者かどうかを見極めるため、ミスをしても冷静にリカバリーできる能力なども評価対象になります。
試験の実施方法と形式
卒業検定は、全国の教習所で警察庁が定める試験要領に基づいて実施されます。おおむね以下の形式で行われます。
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所要時間:30分前後(路上約20〜25分、場内5分程度)
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試験方法:試験官が助手席に乗り、試験中は一切口出ししない
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採点方式:100点満点からの減点方式。70点以上で合格
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危険行為や重大違反があれば即中止
試験中、ミラーや目視による安全確認をしっかり行わなければ、たとえ運転操作が正確でも減点対象となるため注意が必要です。
【参考リンク:警察庁「運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について」】
https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutsuu/menkyo/men20090824.html
卒業検定に合格したらどうなる?
卒業検定に合格すると、「卒業証明書」が発行されます。これがあることで、運転免許センターで実施される「技能試験」が免除されるのが最大の特典です。
その後、各都道府県の運転免許試験場で以下の手続きを行います。
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適性検査(視力・聴力など)
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本免学科試験(全95問、90点以上で合格)
-
免許交付(当日または後日)
つまり、教習所での技能試験(卒業検定)と、免許センターでの学科試験は別物であり、それぞれに合格しなければ最終的な免許取得には至りません。
卒業検定は“ゴール”ではなく“スタート地点”
卒業検定に合格したからといって、すぐに運転生活が始まるわけではありません。しかし、この検定を突破することで、運転免許取得というゴールが見える距離まで近づくのは間違いありません。
また、卒業検定を通じて身に付けた「正しい運転姿勢」は、免許取得後にも重要な基礎となります。無事に卒業検定を合格したとしても、慢心せず、今後の安全運転に活かしていくことが大切です。
卒業検定までの流れ|入所から試験当日までのステップ
教習所で免許を取得するには、複数の段階を踏んで「卒業検定」まで進む必要があります。ただやみくもに通っても検定は受けられません。実は卒業検定にたどり着くまでには、所定の教習時間や試験、確認工程をクリアする必要があります。
この見出しでは、普通自動車免許(第一種)を例に、教習所入所から卒業検定を受けるまでの全体の流れを詳しく解説します。初めて教習所に通う方や、流れを再確認したい方にとっても役立つ内容です。
ステップ①:教習所へ入所|適性検査・説明会に参加
まず最初のステップは、教習所への入所です。申込みには、身分証や住民票、視力条件などを満たしている必要があり、年齢も**18歳以上(普通免許)**でなければなりません。
入所当日には以下のような流れで進みます。
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書類提出(住民票・本人確認書類)
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視力・色覚などの適性検査
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心理適性テスト(性格傾向チェックなど)
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教習スケジュールの説明
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教本・教習カードの配布
この適性検査に通ることで、初めて教習を開始できます。
ステップ②:第一段階|場内教習と学科講義
教習の第一段階では、教習所の構内(クローズドコース)で車の操作を学ぶ技能教習と、座学形式の学科教習を並行して行います。
第一段階の内容
教習内容 | 時限数(ATの場合) |
---|---|
学科教習 | 10時限 |
技能教習(場内) | 12時限 |
MT(マニュアル)車の場合は技能教習が15時限になります。
ここでは、運転の基礎や車の構造、発進・停止、坂道発進、S字・クランクなどの課題を学びます。特に「みきわめ」と呼ばれる最終確認に合格することが、次の修了検定に進むための条件です。
学科は「交通ルール」「標識」「事故時の対処」などを学びますが、オンラインで受けられる教習所もあり、スキマ時間に進めることも可能です。
ステップ③:修了検定・仮免学科試験|路上へ出るための関門
第一段階が終わると、構内での技能テストである「修了検定」と、「仮免学科試験」を受けます。
修了検定(構内技能テスト)
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所要時間:約10~15分
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合格基準:100点満点中70点以上
-
内容:発進・右左折・S字・踏切など
仮免学科試験
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試験形式:○×式、全50問
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合格ライン:90点(45問以上正解)
仮免学科に合格すると、仮運転免許証が発行され、晴れて公道を走れるようになります。なお、不合格時は補習+再試験が必要です。費用も再度かかる場合があるため、なるべく一発合格を目指したいところです。
【参考リンク:道路交通法における仮免許】
https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutsuu/menkyo/men20090824.html
ステップ④:第二段階|路上教習と高度な学科講義
仮免許を取得すると、いよいよ**第二段階(路上教習)**へ進みます。実際の道路に出て、一般車両と一緒に運転するため、ここでの学びは非常に重要です。
第二段階の内容
教習内容 | 時限数(ATの場合) |
---|---|
学科教習 | 16時限 |
技能教習(路上) | 19時限 |
この段階では、以下のような内容が含まれます。
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住宅街・幹線道路の走行
-
合流・進路変更・信号交差点の判断
-
高速道路教習(実車またはシミュレーター)
-
夜間や雨天時の対応(天候次第)
また、第二段階にも「効果測定」と「みきわめ」があります。効果測定では、学科知識の定着度を測るため、事前に模擬問題を解いておくと安心です。
ステップ⑤:卒業検定へ|いよいよ最終試験!
すべての教習と「みきわめ」に合格すると、いよいよ最終関門である「卒業検定」へ進みます。
卒業検定は、技能試験として教習所が最後に行うもので、以下の形式で実施されます。
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路上走行:20〜25分(交通の流れを見ながら)
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構内走行:5分程度(方向転換や縦列駐車など)
-
採点方式:減点式(70点以上で合格)
検定中は試験官が助手席で減点項目をチェックしています。交通法規違反や重大なミスは即中止となるため、安全確認や丁寧な操作が求められます。
合格すれば卒業証明書が発行され、運転免許センターでの本試験に進む資格が得られます。
卒業検定の内容|コース・時間・採点基準を解説
教習所の最終関門となる「卒業検定」は、すべての技能教習・学科教習を終えた後に実施される技能試験です。これまで教わってきた運転技術の“集大成”とも言える試験であり、無事に合格できれば「卒業証明書」が交付され、運転免許センターでの学科試験を受ける資格が得られます。
この見出しでは、卒業検定で行われる運転の具体的な内容、試験時間、コース構成、そして合格点を左右する採点基準について詳しく解説します。
路上+場内の2部構成で行われる
卒業検定は、大きく分けて**「路上コース」と「場内コース」**の2部構成です。教習所によっては、順序が逆になる場合や場内走行が検定に含まれない場合もありますが、基本的には両方で技能が審査されます。
路上走行(20〜25分程度)
一般道に出て、実際の交通環境の中で運転します。以下のような運転操作や判断が求められます。
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進路変更や合流の際のタイミング判断
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標識・信号の確認
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横断歩道や交差点での徐行・一時停止
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他車や歩行者への配慮
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ミラー・目視による安全確認
-
法定速度の順守(例:生活道路なら30km/h)
場内走行(5分程度)
教習所内の構内コースを走行し、方向転換や縦列駐車など、精度の高い操作ができるかを確認します。
-
縦列駐車または方向転換(どちらか指定)
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踏切通過時の一時停止・窓開け確認
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S字・クランクのハンドル操作
-
発進・停止・後退時の姿勢と安全確認
このように、実際の公道と構内の両面から、安全運転の総合力がチェックされます。
所要時間は約30分前後
卒業検定の所要時間は、教習所によって若干異なりますが、一般的には約30分が目安です。
検定区分 | 所要時間(目安) |
---|---|
路上 | 20〜25分 |
場内 | 5分程度 |
実際の検定では、前後に簡単な説明や確認がありますが、運転そのものに要する時間は上記の通りです。受検者は数人ずつ検定車に乗り、順番に交代しながら運転する形式が一般的です。
また、当日のコースは事前に知らされている場合と、試験官の指示で進行する場合があります。いずれの場合も、焦らず落ち着いて対応できるよう準備しておくことが大切です。
採点方式は減点式|合格ラインは70点以上
卒業検定では、他の技能試験と同様に**「100点満点からの減点方式」**で採点されます。検定中に行ったミスや法令違反、安全確認の不備などに応じて減点されていき、最終的に70点以上あれば合格です。
採点対象は次のような項目
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運転操作(ハンドル・ブレーキ・加速)
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安全確認(ミラー+目視)
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法令遵守(停止線・標識・速度など)
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他車・歩行者への配慮
-
指示通りに走行できているか
採点は、試験官が横に座って無言で記録していく形式です。つまり、検定中に「減点されたかどうか」は受検者には一切わかりません。結果はすべて、走行終了後に伝えられます。
減点項目の具体例|重大ミスは即中止
警察庁の「運転免許技能試験に係る採点基準」によれば、減点項目は細かく分類されており、**軽微な減点(5点)から重大な違反(即中止)**まで段階的に設けられています。
代表的な減点項目(抜粋)
減点数 | 内容例 |
---|---|
5点 | 合図忘れ、姿勢不良、早すぎるウインカー、急な発進・停止、合図時の確認不足など |
10点 | 軽度なエンスト、小さな脱輪、巻き込み確認の遅れ |
20点 | 路側帯進入、進路変更ミス、幅寄せ不足、側方間隔不良 |
即中止 | 信号無視、踏切不停止、一時不停止、安全確認不十分での発進、接触事故、試験官による操作介入 |
特に「信号無視」「後続車や歩行者への妨害」「ブレーキ操作の誤りによる危険行為」などは、減点では済まされず、その時点で検定中止=不合格となります。
詳しい採点基準はこちら(警察庁):
https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutsuu/menkyo/men20090824.html
試験中の注意点|点数以外でも評価されるポイントとは?
卒業検定では点数評価が基本ですが、単なる“点取りゲーム”ではありません。以下のような点も、試験官は見ています。
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落ち着いて運転しているか
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無理な加速・急ハンドルをしないか
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周囲の状況に応じて柔軟に対応しているか
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試験官の指示を正確に理解・実行しているか
また、安全確認の動作は“ややオーバーなくらい”がベストです。目だけで確認するのではなく、顔・首をしっかり動かして、確認動作が見えるようにすることで「安全確認していますよ」というアピールにもなります。
卒業検定に落ちたらどうなる?再受験や補習の仕組み
教習所でのカリキュラムをすべて終え、いよいよ挑む卒業検定。緊張の中、実力を出し切れずに「不合格」となってしまった場合、「もう終わりなのでは……」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、卒業検定に落ちても再チャレンジは可能です。ただし、再受験には一定のルールと制限、そして費用負担があるため、仕組みを理解しておくことが大切です。
この見出しでは、「卒業検定に落ちたときの対応」「再受験までの流れ」「補習の必要性」「費用の目安」などをわかりやすく解説します。
卒業検定に不合格になっても再受験できる
卒業検定に落ちたとしても、教習所から「もう来なくていい」と言われることはありません。卒業検定は何度でも受け直すことが可能であり、再挑戦できるように仕組みが整っています。
ただし、試験のやり直しには補習教習の受講が必要となります。教習所では「不合格=ただちに再試験」ではなく、必ず1時限以上の補習を受けてから再受験するルールが定められています。
再受験の大まかな流れ
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不合格の原因フィードバック(試験官や指導員から)
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補習教習(技能1時限以上)
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補習修了後に再検定の予約
-
再検定の受験(通常は数日後)
落ちたからといってすぐに再検定できるわけではないため、スケジュールに余裕をもって行動することが重要です。
補習教習は「1時限以上」が基本|原因に応じて内容が変わる
卒業検定で不合格となった場合、最初に行うのが補習教習です。この補習では、検定中にできなかった動作やミスのあったポイントを指導員とともに確認し、克服するための練習を行います。
補習教習の回数は「最低1時限」と定められていますが、場合によっては2時限以上を要するケースもあります。たとえば、以下のようなケースです。
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危険行為によって即時中止となった(信号無視・安全不確認など)
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運転全般に不安が見られた(ふらつき、確認不足が多数)
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緊張でほとんど走れなかった(初歩的ミスが連発)
また、教習所によっては補習教習の前に面談やフィードバックの時間を設けているところもあります。これは、自分の課題を客観的に把握するために非常に有効です。
卒業検定は「修了後3か月以内」に合格しなければ無効に
実は、卒業検定を何度でも受けられるといっても無制限ではありません。教習の全課程(技能・学科)を修了した日から3か月以内に合格しないと、教習の有効期限が切れてしまいます。
この3か月を過ぎると、修了済みだった教習内容がすべて無効扱いとなり、また一からやり直す必要が出てくるため、注意が必要です。
有効期限に関する注意点
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教習修了日から3か月以内に卒業検定に合格する必要がある
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仮免許証の有効期限(6か月)とも連動している
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期限が近い場合はスケジュール調整を急ぐべき
【参考リンク:警察庁「教習及び試験の有効期限」】
https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutsuu/menkyo/men20090824.html
再受験には追加費用がかかる場合も
卒業検定の再受験や補習教習には、基本的に別途費用が発生します。これは、教習所が1回ごとの教習・検定にコストを設定しているためで、パッケージ料金には含まれていないことが多いです。
一般的な費用の目安
項目 | 料金相場(例) |
---|---|
補習教習(1時限) | 4,000〜7,000円 |
卒業検定の再受験料 | 5,000〜8,000円 |
合宿の場合の延泊費 | 1泊5,000〜10,000円 |
費用は教習所によって異なるため、入所時に確認しておくと安心です。特に合宿免許の場合は、延泊による宿泊費や食費が追加されるため、スケジュール管理も重要になります。
不安な人には「安心プラン」もおすすめ
教習所によっては、「安心プラン」「保証パック」などの追加オプションを提供しているところもあります。これらのプランには、卒業検定の再受験や補習費用があらかじめ料金に含まれている場合があります。
安心プランの特徴
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卒業検定の再受験が何度でも無料
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補習教習も追加料金なしで受講可
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延泊費用も保証対象になる場合あり
一発合格に自信がない場合や、緊張しやすいタイプの人には、これらのプランをあらかじめ利用しておくと精神的にも安心できます。
落ちた理由を明確にして、次に活かすことが重要
卒業検定で不合格になった際にもっとも大切なのは、「なぜ落ちたのかを正しく理解すること」です。漠然と運転を繰り返しても、同じミスを再び繰り返す可能性があります。
指導員に確認し、たとえば以下のように原因を具体的に把握しましょう。
-
「右折時の巻き込み確認が不十分だった」
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「信号の変化に気づかず赤信号で進んでしまった」
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「ブレーキのタイミングが遅れがちだった」
原因をはっきりさせることで、再受験に向けた練習の重点が明確になり、効率的な補習→再受験合格の流れを作れます。
卒業検定に合格するためのコツ|事前準備で差がつく
教習所の最終関門である「卒業検定」。これまで学んだ運転技術を試す総仕上げの場ですが、「落ちたらどうしよう」「緊張してミスしないか不安」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
卒業検定は合格率こそ高いものの、しっかりとした準備と心構えがなければ落ちてしまうことも十分あり得ます。一発合格を目指すためには、事前の対策がとても重要です。
この見出しでは、卒業検定で合格を勝ち取るための8つの実践的なコツを紹介します。教習所に通うすべての方にとって役立つ内容となっています。
① 教習を「出席するだけ」にしない
日々の教習において、「時間をこなすこと」だけを目的にしてしまうと、卒業検定に必要な運転技術や判断力が身につきません。毎回の技能教習を“検定のつもり”で真剣に取り組むことが重要です。
特に第二段階では、路上教習を通じて卒業検定に直結する内容を実践的に学びます。「今日はどこが改善できたか?」「指導員からどんな指摘を受けたか?」を教習日誌に書き残すなど、自主的な復習を習慣づけましょう。
② 苦手な操作はあらかじめ克服しておく
卒業検定は、限られた時間で実力を示す試験です。そのため、苦手な操作を放置して臨むと失敗のリスクが高まります。
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左折時の巻き込み確認を忘れがち
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交差点での右折タイミングに迷う
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停止線を越えて止まってしまう
など、自分の「つまずきやすいポイント」は誰にでもあります。苦手をあいまいにせず、早めに克服しておくことが一発合格への近道です。
もし不安な部分がある場合は、指導員に申し出て重点的に練習させてもらうようにしましょう。
③ 安全確認の動作は大げさにやるくらいでちょうどいい
卒業検定では、「安全確認をしたことが試験官に伝わるか」が非常に重要です。目だけでサッと見る程度では、試験官が気づかない可能性もあります。
そのため、顔・首をしっかり動かして“見ている”ことを明示的にアピールする必要があります。例えば以下のように意識してみましょう。
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合図を出す前にミラー → 目視確認を大きく
-
発進時には左・右・後方と一連の動作を丁寧に
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車線変更時はハンドル操作前にしっかり安全確認
「安全確認していたのに減点された…」とならないように、“見ていることを見せる”動作を習慣にすることが大切です。
④ 走行コースは事前に下見しておく
教習所によっては、卒業検定で使用されるコースが事前に公開されている場合があります。その際は、実際に自転車や徒歩でそのコースを下見しておくと、当日の緊張感を和らげる効果があります。
特に注意したいのは以下のようなポイントです。
-
歩行者の多い場所(商店街・学校付近など)
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見通しの悪い交差点やカーブ
-
踏切、信号機の設置場所
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一時停止標識があるかどうか
コースの雰囲気が頭に入っていると、「この先で安全確認が必要」「ここは速度を落とすべき」など、イメージがつかめて安心できます。
⑤ イメージトレーニングを行う
実際に運転することはもちろん大切ですが、それに加えて有効なのがイメージトレーニングです。
検定で使われるコースの地図を見ながら、「どこでブレーキを踏むか」「どこでウインカーを出すか」「確認動作はどこで必要か」などを頭の中で何度もシミュレーションしましょう。
このトレーニングにより、当日の動きがスムーズになり、緊張による操作ミスも減らせます。
⑥ 小さな失敗を気にしすぎない
卒業検定は減点方式で行われるため、小さなミスを1つや2つしても即不合格にはなりません。むしろ、ミスを引きずって焦りが連鎖的にミスを招くことの方がリスクです。
たとえば、
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ウインカーを一瞬出し忘れた
-
左折時に少し大回りになった
などは、5〜10点程度の減点にとどまるケースがほとんどです。
大事なのは、「次は落ち着いていこう」と気持ちを切り替えること。最後まで冷静に運転し続けることが、合格への鍵となります。
⑦ 指導員や他の受講生のアドバイスを活用する
検定前には、自分の運転を他人に評価してもらう機会をできるだけ多く持ちましょう。指導員からのフィードバックはもちろん、同じ時期に受ける受講生と情報交換をしておくのもおすすめです。
「この動作で減点された」「場内の方向転換は左から入る方がやりやすい」など、リアルな声から得られるヒントは多いです。
客観的な視点を取り入れて、運転の癖や甘いポイントを見直すことが、検定本番での精度向上につながります。
⑧ 前日はしっかりと睡眠をとる
最後に最も大切なこと。それは、試験当日に最大のパフォーマンスを出すための体調管理です。
特に重要なのは「前日の睡眠」。不安だからといって夜遅くまで練習や復習をしてしまうと、翌日の集中力が落ちてしまい、判断ミスや反応の遅れにつながることがあります。
前日は21〜22時には就寝し、朝にスッキリ起きられるように調整しましょう。万全のコンディションで検定に臨むことが、最大の安心材料になります。
まとめ|“いつも通り”を出せる準備をしよう
卒業検定は、特別なスキルや裏技が求められる試験ではありません。求められているのは、教習所で学んできた安全運転の基本を、冷静にそのまま出せるかどうかです。
そのためには、
-
苦手の克服
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安全確認の習慣化
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事前のコース下見
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イメージトレーニング
-
精神面の安定(十分な睡眠)
これらを意識することで、落ち着いて“いつもの自分の運転”ができる状態を作り出せます。
次に控える「学科試験」への良い流れを作るためにも、卒業検定は一発合格を目指して全力で臨みましょう。
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