車売るガイド

市場価格よりも安く販売されている「金融車」は借金などで担保として差し押さえされた車のことです。販売されている車の情報をみると金融車、金融流れなど記載されているので、買っていいのか不安になってしまいますね。このサイトでは金融車のメリット・デメリットについて紹介しています。

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金融車とは

ローンで購入した車は使用権はありますが、所有権はローン会社にあり、この状態では通常であれば、車を担保にお金を借りることはできません。

しかし、中にはローン中の車を担保にお金を借りることができる金融業者も存在するので、そういった業者にお金を借りて返済ができなくなった場合には、所有権を有しているローン会社が引き上げたとしても名義変更ができないので金融車となってしまいます。

金融 車 販売価格は安いのがメリット

金融車の相場は一般的な中古車価格の5～6割ほど安い価格になっています。また、金融車は担保としての価値がある高級車の割合も多いので、通常では買えないような価格で高級車に乗ることができるかもしれません。

金融車のメリットは安いところなのですが、それだけデメリットがあるからともいえます。

金融車のデメリット

・名義変更が出来ない

・所有者に車両登録の抹消をされる可能性

・廃車や解体ができない可能性

・整備や点検に断られる

・金融 車 買取価格も安くなる

名義変更は通常、購入後15日以内の名義変更(移転登録)を管轄陸運支局への届け出と車庫証明を警察署に届け出ることが義務つけられています。

これらができないということは違法ということになってしまいます。

所有者であるローン会社が譲渡を認めていない場合にも車両登録の強制抹消されてしまう可能性もあるため、金融車の購入はリスクがあります。

金融車の名義変更する方法は？

金融車を名義変更するには前使用者がローンを返済する必要があります。金融車を購入した店舗で返済状況などを確認して、完済したら名義変更可能です。

名義変更に必要な書類は

・譲渡証明書　※旧所有者の実印の押印があるもの
・旧所有者の印鑑証明書　※発行日から3ヵ月以内のもの
・新所有者の印鑑証明書　※発行日から3ヵ月以内のもの
・旧所有者の委任状　※旧所有者の実印の押印があるもの
・新所有者の委任状　※新所有者の実印の押印があるもの
・車検証　※車検が切れていないこと
・新使用者の車庫証明書　※発行日から1ヵ月以内のもの

これだけ必要になります。

インターネットなどで使用者自ら金融車を販売しているケースもありますが、販売後にローンを返済しているのか？完済後に手間のかかる名義変更をしてくれるのか？などの不安もあるため、もしも金融車を購入しようと考えているのであれば、使用者がローン会社ときちんと手続きした業者が取り扱う金融車であればリスクは軽減できそうです。

金融 車 買取価格安い

車を売りたいと考えた時に金融車は一般の買取業者に売ることは難しいのですが、金融車取り扱い中古車業者では買取をしてくれます。販売価格の安い金融車は当然、買取価格も安くなってしまいます。購入前に使用者がローンを完済して名義変更が可能なのかしっかり確認しておきましょう。

金融車メリットデメリットまとめ

金融車のメリットとしては、購入価格が安く、権利移転に関わる法的手続きが不要であることが挙げられます。金融車は融資決済で売却されているため、通常の売買よりも安値で取引されます。また、金融車は車の使用権だけの売買になり、所有権が移転しないため、登録移転の手間が省け、税金の納付も不要です。

デメリットとしては、金融車の名義変更やナンバー変更ができないこと、保証がないこと、所有権が不完全なことが挙げられます。金融車は所有者が保有しているため、名義変更やナンバー変更ができず、購入者は車の故障やトラブルについて保証を受けられません。また、所有権が不完全なため、車の整備や保険などについて責任を負うことができません。

・名義変更やナンバー変更ができない: 金融車は所有者が保有しているため、名義変更やナンバー変更をすることはできません。購入者は車の所有者に対して使用権を取得するだけで、所有権は移転しません。これにより、車の使用に必要な名義変更やナンバー変更の手続きが必要な場合は購入者自身が負担する必要があります。

・保証がない: 金融車は所有者が保有しているため、保証がありません。購入者は車の故障やトラブルについて保証を受けられないため、車の整備や修理に関する費用はすべて自己負担になります。

・所有権が不完全なため、車の整備や保険について責任を負えない: 金融車は所有者が保有しているため、所有権が不完全であり、車の整備や保険について責任を負うことができません。購入者は車の所有者に対して使用権を取得するだけであり、車の整備や保険については責任を負うことができません。

金融会社によっては、購入後に発覚した車両の不備や隠れた欠陥について責任を負わない。

それでも、金融車を購入するのが適している人もいるかもしれません。例えば、資金が限られている人や、車をすぐに所有したいが、新車を購入する資金がない人などです。そういった場合、金融車は安価で購入できるため、車をすぐに使用することができます。また、登録移転の手間も省けるため、手軽に車を購入することができます。ただし、デメリットもあるため、購入前には十分なリサーチを行い、自分に適した選択をしてください。

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